スギ製菓様訪問

昨日は

愛知の碧南市にありますおせんべいで有名なスギ製菓様に訪問し、現会長の杉浦三代枝氏にお話お伺い致しました。
スギ製菓さんでは
お煎餅で有名ですが、そこで使われているのはでんぷんを多く使っているそうで
他社がまね出来ない拘りを持っているとの事。

製造工程においては
フライヤーで味付け

乾燥

包装と味覚検査
※ここを60歳以上のパートさんが担当しているのですが、食べて確認しているとの事で
製品に徹底したこだわりを持つ為にも
塩味、甘味、酸味の3種類において味覚検査を実施して全て合格しないと検査員になれないとの事でした。

なお上記のサイクルを1人1人が見て確認して完結出来る仕組みも持っています。

次に現在は会長になれた杉浦会長からお話をお伺いしました。
昭和63年
生協に納品したイカ煎餅に釣針を混入してしまった事があり、
幸い買われた方は釣針を食べずに済みましたが、釣針が入っていたことは大きなクレームとなり
、生協と取引停止になりました。
品質管理の徹底を心掛けるようになりその当時、ご自身も周りのせんべい屋さんも形さえせんべいの形をしていれば良かった。という程度にしか考えていなかったとの事でしたが
その時に気づいたのが
「おいしいせんべいじゃないとダメだ!」
という事でそこから「コツコツ」をテーマに地道にコツコツやっていこうと決心されたらしいです。

当時は1人で配送から営業など全て行い、睡眠時間は約3時間程度。
それをずっと続けながらの生活でした。

※一番大事なのは「人間力」
うちの社員はどこに出しても礼儀正しいし褒められる。

掃除を積極的に展開されているのでも有名ですが
何の為にやるのか?
「ゴミを捨てる人は徳を捨てている」
「ゴミを拾う人は徳を拾っている」
ゴミを拾う事、それは運が良くなる事を行う事と一緒。

そして経営理念に「楽しさの創造」を掲げられ
楽しく働ける社員と全国の家庭に美味しさと楽しさを提供し続ける会社を目指す

それを会長自らが先頭に立つ事もあり、地域イベントなど
会長から社員さんも共に参加しながら人に喜ばれる事にこそ相当お金を使っているとの事でした。

今回2回目でしたが、改めて会長から
私は学がなく、、という事で高校中退で最終学歴が中学卒ですが
だからこそ、賢くなってリスクを考えて物事をやらないという人間にならず

学が無いからこそ人一倍学んで、素直に謙虚に学びながら自分の所でも取り入れるという姿勢で良かった!というお言葉になるほど!と。思いました。

 

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