しあわせ講座アドバンス開催

兼ちゃん先生のしあわせ講座アドバンスの集い
香葉村真由美先生もご参加頂きました。

失礼ながらお名前しか存じ上げなかったのですが、書籍、メディアを通じて見て、素敵な活動をされていらっしゃる方で子どもたちと熱心に向き合う方で、小学校で子どもたちに教える一方で、全国の学校や施設などに請われて講演も行っておられます。

うちの母親も2,3年程狭山で小学校の先生をしていて
先生の楽しさと大変さを感じたのは自分でスタッフさんを持って
意思疎通が上手くいかない時に、母親との会話で
「先生って生徒さんを選べなくて、教える内容もある程度決まっていて、尚且つ1対1で向き合えないから大変じゃない?」

やっと分かってくれた!かと言われ
当時まだ、先生も女性が社会進出が今ほど認められてない時代で
学校が荒れていた時代で、あの地域は日教組色が強いからどうのこうの、大学でて教員になるのは社会を知らない!と叩かれ大変だったと。
でも教育に対する情熱は持ち続けていた方で
リトミック、シュタイナー、モンテッソーリなどなど教えてもらいました。

お互いがお互いを選べない所から、1対1で向かい合えず、やる気が在る子もいればない子もいて、時に呼び捨てで呼ばれ、いろいろ制約が多い中で求められる事は大きい中
先生もみんながみんな熱血、情熱先生ではないのでメンタルケアも必要ではないかと思う所です。

香葉村先生の元気な声で思いっきりあいさつをする朝礼
「朝礼を通して、その日の子どもたちの様子を知り、思いっきり声を出すことで自分の殻を破る力を一緒に身に付けていこう」

いろんな角度、視点で物事を見ていて誰がどこに興味を持つか分からない、
ただ、楽しそうに面白そうに人生生きてる先生を生徒さんが見たら
それは興味持つんだろうなと。思い

正しい事、常識を口で繰り返し言うよりも
生徒さんの悩みと同じ目線で見てくれる人には興味を持ったり

そんな先生だったら、自分だったら生涯忘れないだろうなと思います。
どの学校が良い悪いよりも、1人の先生の想いや覚悟や接し方などなどに心が触れるのかなと。
そんな自分はやっと、人様を雇う立場になった時に初めて大変さを知る事になりました。

就労支援を行っている頃も、こちらはお互い気があって頑張ってくれればいいな!という感じで接していたのが
当の本人は、いじめられ、学校に行かず、親から言われて特例子会社に行ったがそこも合わず
ここが最後です、という気持ちを持っていただいたのが過去13名の中でも半分近くはそういう意識を持っていただき、
社員さんとして雇用につなげられなかった自分を反省していたのが強烈な思い出に残っています。

そんな心の悩み、傷を抱えながらこれから社会人になって頑張らないといけない立場にある方が
こんなにも多いのか!?とよく話を聞いていて
うちの様にパソコン前でも完結出来る仕事だからこそその人その人が活躍できる土壌があるのではないかと。改めて感じます。

だからこそ?ではないですが
中小、零細、特に地方の経営者こそ教育者であれば
素敵な社会になるのではと思う所で、母親も仕事内容には興味持たなくても
人を育てる、どう変化していくという事には興味を持ってくれて
知識、書籍、メディアの理解ではなく、体験から感じてたどり着いた考えというのは
ぶれないというか、堂々と話せるというか、自分の中でも同じ事でも知識で語るのと体験から語るのは天と地の差位の違いがあるところです。

会社を考える時も、もちろん収益、価値ある商品、サービスはもちろんですが
何百年、何千年以上に関わった人が幸せになるか!否かの視点の方が大切で
いくら続いても犠牲の上に成り立つのは違うなと。


話は変わり
来年3月30日予定で兼ちゃん先生講演in大塚が決まったとの事で
阿波忌部についてを語って頂きます。

当日林先生もこられるとの事で

新刊
「『天皇即位と大嘗祭』徳島阿波忌部の歴史考 」

 

忌部は古代朝廷の祭祀を始めとして祭具作製・宮殿造営を担った氏族であり、朝廷に属する品部(ともべ = 職業集団)と忌部氏の部曲(かきべ = 私有民)の2種類が存在した。品部である忌部には、玉を納める出雲、木を納める紀伊、木綿・麻を納める阿波、盾を納める讃岐などがあった。忌部氏は、5世紀後半から6世紀前半頃にその地位を確立したとされています。

つまり、日本の原点がここにあるのではないか?という事でそれを知る事によって過去を知る事と未来を創造する事が隠されているのではないか?という事で

何故過去を知る事が未来へつながるのか?

今、現在目の前の出来事は過去の事象との関係があり、過去だけではなく将来にも相関している。だから、現在そのもの中に、その現在も過去も、未来も織り込まれていて過去と現在を見つめ見極めることによって、将来もまた発見しえるという事!

今どう生きるかで、過去を変えることができる。真実に生きれば、過去を正当化させ、未来も正当化出来るのでは?

ただし、歴史的に抹殺されている

釈老師から教えて頂いた内容で
書物としては残っていないが恐らく歴史的に抹殺されているであろうから公に世には出せないとのこと。 また、士農工商において現在の制度になっているのは江戸時代以降から、その前は士農工商の下には2つ分類されており 実はその1つに天皇家とのかかわりの所があったとのこと。

忌部の他に卜部族というのもあったそうで
卜部族や忌部族はその名の通り、占いをやって、葬式をやっていた。それも天皇家のを行っていたとのことで、血統がまざっているであろうというのは近親相姦で障害を持つ可能性が高く、血統を大切にするからこそそこに他の血が交わらない様にとのことであえて他の部族が入らない様に排除する形式を持っていたとのこと。

面白いのは、Y染色体というのがあり 人間は23対の染色体を持ちその性染色体は、女性は『XX』で男性は『XY』と呼ばれている この一つだけ違う『Y』の部分が男性になることを決定するので、『Y染色体』は父親から息子にのみしか遺伝しない つまり「男系男子」のみに『Y染色体』が継承されるということになる

Y染色体は、その男性の父親のものであり、同時に祖父、曽祖父のものとも同一、神武天皇から今上天皇まで受け継がれてきたという事。 そのY染色体が男系にしか継がれないからこそ、皇位継承においても男系が大切と捉えられているという事があり、昔から血統(血筋)を大切にしてきたことにより遺伝子(DNA)が受け継がれている。その視点に置いていい悪いは別として男系を重視するのはそこにあるとのことでした。

他にもいろんな説があり
「伯家神道」

伯家神道に「祝の神事」と言うのがあって、。
本来天皇は即位式と大嘗祭を祝(はふり)の神事の3つを受け継がなければならないとされ天皇が3代続けて祝の神事を受けないと、4代目の天皇が最後の天皇になると書かれている。明治天皇は祝の神事を受けているが、大正、昭和、平成は受けていない。しかもこの神事を行わなくなって100年後、新たに即位した天皇が最後の天皇になるとも書いてある。
この祝の神事が後醍醐天皇まではやっていて南北朝時代、北朝家が即位式しかしなくなった。
吉田松陰も南朝に戻さねばと訴え続けた。それを学んだお弟子さんたちが明治維新をおこした。

とある説では

北朝だった孝明天皇は維新の志士たちに殺され、

南朝の血筋の大室寅之祐が明治天皇の座に据えられた。
「大室寅之祐」と検索するといろいろ出てきます。

もちろんどれが正しいかは全然分からないのですが
歴史の暗い部分に目を向ける
事実を直視し、現実を受け止める。

忌部も有難い事に、先祖代々母方の実家である訳ですが
曾御婆さんはよく「ようけこの辺は変わった人がおるけん」と(笑)

有名どころで後藤田さんのお父さんにあたる増三郎、耕平さんの話から
あまり表に出ないんですが
川島中学校に通ってた大川隆法さんの話や
幼少期の頃の田岡一雄さんの話

地域で見ると皆さん忌部族の地域で地域だけから見ると
大川氏も田岡氏も忌部族の血筋
また、人権問題も盛んな地域でもあり
綺麗に見える部分とそうでもないところと両方ある訳であり、、
大切なのはその綺麗に見えない部分もあったんだと知る事で
良いことだけではなく、生々しい歴史を経てきたけれども本来は素晴らしい文化、伝統、農法etcがあった地域でもあり

釈老師曰く、

歴史は勝者の都合によって作られてきた経緯がある為、本当に真実か否かは分からない事が多い。でも真実かどうかは別にして、いろんな考え方がある!それを皆さんに分かって欲しい。

そのいろんな説がある中で最終的に良かった事、悪かった事を検証して良かった事はご自身に活かして欲しい。悪かった事はそれを繰り返さない様にしてほしい。

よくないのは鵜呑みにして流されてしまう事。歴史を辿ると疑問を持たずに入ってきた情報に流される事でファシズムが生まれた背景がある。

なので、綺麗ごとは凄く少ないと思われ
本来生々しい歴史であったとしても、その中に綺麗な考えをした部族もあって、それが
忌部族であろうと信じる様にしております。