第12期
第1講座 女性の妊娠や胎内記憶の意味
第2講座 胎内記憶そのものについて
第3講座 魂、輪廻転生についてどこにきてどこに帰っていくか
今回第2講座の「胎内記憶」についてをテーマに開催しました。
池川先生から「オキシトシンの効果」「しあわせなお産とは?」「お母さんが気づくことの大切さ」についてを解説頂きました。
「オキシトシンの効果」
オキシトシンは別名「愛情ホルモン」「癒やしホルモン」とも言われ、夫婦がスキンシップをすることでも分泌量が増えるとのこと。手をつなぐ、ハグする、マッサージをするなど、肉体的に触れ合うことで分泌量が増加するといわれています。妊娠前の段階において、子供はお母さんが幸せになってほしい、笑顔が見たいと思って産まれてくることは共通している事を考慮するとお母さんの心の状態を幸せにすることがいい影響を及ぼす。それが子供の成長にもつながっていく。
そして、お母さんの体にストレスがかかると、胎盤ホルモンを介して、早産、新生児への認知記憶、馴化に関与が疑われる可能性があるとのことでお母さんの体と心がその後の育児にも大切。ホルモンの乱れを無くす為には「オキシトシン」が大切
妊娠とホルモンの関係 「エストロゲン」と「プロゲステロン」
ホルモンが作られる場所は、脳下垂体や副甲状腺、副じん、すい臓、性腺など体内のいろんな所にあり、血液によって全身に運ばれています。このうち性腺(女性の場合は卵巣)からは、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)という2つのホルモンが分泌され、生殖機能に大きく影響しています。そしてこの2つを総称して、「女性ホルモン」と呼んでいます。
エストロゲン
【 働 き 】
女性らしさをつくるホルモン
- 女性らしいカラダをつくり、子宮に作用し、妊娠に備えて子宮の内膜を厚くする
- 自律神経、感情の動き、骨、皮膚、脳の働きにも大きく関わっている
- 基礎体温を下げる働きがある
【 分 泌 時 期 】
- 生理の終わり頃から、排卵前にかけて分泌が多くなり、基礎体温は低温相を示す
- エストロゲンの分泌が多い時期は、卵胞期と呼ばれ、比較的カラダも心もお肌も安定し、体調が良い時期
プロゲステロン
【 働 き 】
- 妊娠を助けるホルモン
- 受精卵が子宮内膜に着床しやすい状態にととのえ、妊娠後は妊娠を継続させる働きをする
- 体内の水分を保持したり食欲を増進させる働きがある
- 基礎体温を上げる働きがある
【 分 泌 時 期 】
- 排卵後から次の生理にかけて分泌され、基礎体温は高温相を示す
- プロゲステロンの分泌が多い時期は黄体期と呼ばれ、人によっては、腹痛、腰痛、頭痛が起きたり、むくんだり、精神的に不安定になってイライラしたり、吹き出物が出たりすることもある
※このような症状が重くなると、月経前症候群(PMS) と呼ばれる
しあわせなお産について
お母さんにしあわせなお産がいいよ!と言っても 頭ではわかるけど、何をすればいいのか?どうやってしあわせになるのか分からない。
そこに大切なのが行動変容
(知ってるだけではなく、知った後に行動に活かしてみる)
胎内記憶を使うと行動変容が起きる。
知るだけで使えることができる(難しい事ではなく赤ちゃんに話しかけるだけでいい)
赤ちゃんと話しをするだけで、赤ちゃんとコミュニケーションをとることができて産まれた後で赤ちゃんが何か言うとお母さんが答えてくれる。
これがあると、子供はグズらない。虐待しなくていい。ウツになりにくい。
↓
そこには「赤ちゃんに記憶がある」ということをお母さんが理解するだけで 自然と会話をしよう!コミュニケーションを図ろうという気持ちになるから 胎内記憶を知って使うだけで赤ちゃんにもお母さんにもプラスの効果がある
お母さんが気づく事が大切、そのために赤ちゃんはいろんな仕掛けをしている
矛盾と矛盾が合わさって解釈できるのが胎内記憶で胎内記憶にも一人一人の記憶は違っている。
その記憶がある子はお母さんのために、地球を救うためにとそれぞれ異なる目的で産まれたとしても
共通しているのは「世界平和」そのためにお母さんがしあわせになる事が世界平和につながる。
池川先生からお母さんが気づく事の大切さをウガンダの事例を解説頂きました。
ウガンダの事例として
他の国では見られないがウガンダの場合、生後一週間で笑う赤ちゃんが殆ど(おむつ無し、トイレは外で)
生後1ヶ月で手をすえると赤ちゃんが座る。
生後2ヶ月で300人の赤ちゃんがハイハイしている。
そこにはウガンダは土間で自宅出産、赤ちゃんが何か訴えたらすぐ対応出来る様にいつも
お母さんと赤ちゃんが一緒にいる事が大きな要因で
赤ちゃんの「遺伝子よりも環境」によって成長が変わるということ。