
東京思風塾の年間テーマは『覚醒の時代~目覚めた命を生きる~』
8月4日(土)大遷都への機運は歴史的必然になります。
大遷都について
現在、歴史的には過渡期の時代に今あり、時代の変化の時期に、新しい時代には国の中心になる風土を変えていく。それは新しい時代を創る為の根本的、本質的な原理である。【歴史的な背景から】
日本は古来、奈良時代から奈良県に日本の中心があり中世には京都、平安遷都があり日本の遷都が始まり武士の時代に鎌倉に移り、京都の室町に変化した。
京都という風土は平安時代に風土の基となる潜在能力を使い果たしてしまった。その後戦国時代、江戸となり関東平野が中心となり日本の近代が始まる。明治になり江戸から東京になり今日に至る。
世界史を振り返っても時代時代に風土を移し替えながら今日に至るまで発展している。今の時代の時流が脱近代、つまり過渡期にある。
その過渡期を担うのが日本であり、過渡期の使命として何をやったらいいのか?という問いに対して大遷都が挙げられる。
どこに日本の都市を遷都するのか?
新しい都は広島しかない。日本が平和の指導者として日本こそこれからの世界の平和を目指すべき役割を担っている。
世界の平和を目指し、戦争の無い平和を目指すならば広島。ただ、広島だけではなく広島を中心として中国地方を大首都圏として捉える。戦前から戦後にかけて和辻哲郎の風土という書物がある。
土地というものはどれ程大きなエネルギーを持って動植物を支配しているかの構図がかかれている。
風土が違えば文明、文化が違う。だからこそ、日本を変えたい、活力をよみがえらせるには遷都が必要
大遷都こそ日本再生最後の切り札





前回2018年6月2日東京思風塾
「過渡期を担う日本人が果たす役割」
思風先生からは過渡期における日本の役割について「何故日本なのか?」を世界情勢と歴史的背景から解説頂きました。
歴史を創るというのは非常識な人間が出てこないと時代が近代を終わらせる事が出来ない。
だからこそトランプが出てきたのではないか。(また出てこざるを得ない状況だった)
国内の経済状況、貿易状況で赤字状態がいつ破綻してもおかしくない状態で経済運営を上手く進めていく為にトランプが出てきたが、未来をどう形成していくかは見えない状態にある。
その様なアメリカの状況を見ていると歴史的な役割を果たし、次の時代に来ている。
その次の時代こそ日本人が担う時代
世界の政治、経済、社会、文化に責任を持って言動する民族は日本人しかいない。
世界文明は現在西洋から東洋に移行しており、その流れの中で世界の中心は現在日本にある。その後段々西へと移行しアジア文明が創られていく。 世界文明がインドに至る頃 東西文明が融合され宇宙を生活空間に取り入れながら生活していく時代が来る。
今日本の真上にある時にその認識を「我々日本人が自覚する事が大切」
天から日本民族に課せられた使命を果たす時であり、また何故日本なのかを歴史から辿るとアフリカの石の文明からメソポタミア文明、バビロニア文明から 地中海、ギリシャ、イタリア、ヨーロッパ、イギリス、アメリカ と移る中 今、アメリカの時代の役割からアジアに移る時に歴史的に見てもアジアの時代に来ている中 そのアジアの時代の入り口が日本である。
歴史は風土に規定され、現在の時代の中心は日本にある
「文化は終わらせないと始まらない」次の時代を担う日本人の役割として終わらせる事と始める事の2つが役割として重要。
中世の時代を振り返ると「人間の本質は理性」
理性しか信頼できるものがない。 当時、それが新しい価値観でありそれまで無かった価値観だったから新しい時代を創ることが出来た。
理性的文明である近代科学技術文明が近代の骨格を形成する事になり過渡期を担う民族は時代時代において完成され時代を終わらせる。
そして次の時代への原理を発信する事が役割として担っている。
近代文明は科学技術文明であるから 日本人はその質において科学技術の役割を完成させる
科学技術は今まで量的に拡大発展してきたものを
質の面から日本人の繊細な感性を持って質の向上を図り完成させて終わらせる。
科学技術文明を質で完成させるというのは 具体的に
・自然破壊
・環境破壊
・人間性の破壊
・核の破壊
その4つの課題を日本人の質の向上による科学技術で完成させ終わらせる時代が来ている。
「歴史を創る為には正しいか間違っているかではない。」
歴史を創る力は過去に無い、新しい価値観、判断、原理であるかどうか
それが新しい時代を創る為に必要になってくるもの。
歴史の教訓として知っておくべき事であり、常に時代はその時の権力に反攻する様な悪人が歴史を創ってきた。捕まえられ牢獄に放り込まれるかもしれない、その位の覚悟を持った人間が次の時代を切り開いてきたからこそ理性的に正しいか否かではない。