感性論哲学年代別子育て論講座

松前先生から思風先生のご紹介を頂き

芳村思風先生から教育がどれだけ重要か、そして年代別に詳しく解説頂く講座になります。
教育は国家盛衰の要であり、国家盛衰の要であり、また企業昂沈、一家存亡を握る

子どもがどうなるか? 一家に関わるほどに、子育ては人生をかけた大事業

教育というのは、社会・人生において持っている偉大なる意味というのは、どこにあるのか?
仕事に成功するかしないかより、もっと根源的に重要な意味を子育ては持っている

 

「子供が問題を創ってくれなければ親は成長出来ない」

思風先生の講義から
親子関係と問題、悩みについての捉え方について教えて頂きました。
問題や悩みが無いことがいいのではなく問題や悩みが無いこと自体不幸である。
子供は問題を創ってくれる
子供が問題を起こすのはお父さん、お母さんが未熟だから
本当に子どもと向かい合えば親が子供に対してどういう親であるべきかは本能的に感じ取れる。
ただ、感性が鈍くて書籍を読んでそのとおりにやってしまうと
その子から学ぶべき本来の形が書籍から学ぶ子育てになってしまう。
愛を持って接するのはその子その子を見ながら
直接学んで何をするのがいいかを感じ取りながら接するのが親の愛
問題悩みが無ければ人間は成長しない
子供が問題を創ってくれなければ親は成長出来ない
問題に対する親の姿勢が子供に対する愛でもある。

「親が子供に伝えてほしい、美しい心を持った人間」

人間はみんな心を求めている
心がほしいというのは
認めてもらいたい、わかってほしい、好きになってほしい、信じてほしい、許してほしい、待ってもらいたい
勉強も大事だけれどももっと大事なのは心
美しい心を持つことが大事
それを10歳までに教えてもらいたい。
そういう自覚を子供に持たせる様にしないと、いじめっ子になったり、人を責めたり、悪口を言ったり
勉強は出来ても心が貧しい子供になってしまいやすい。
幼稚園ではみんな仲良くというのが言われているが、小学校に上がるとだんだん言われなくなってくる。
学校に関係なく生涯大切な事
教育について
・感性論哲学では、人材を創るよりも人物を創る
人材・人財ではなく、人物をめざす。
人材とは、能力において優れた人間。
人財と書いても同じで、宝ではあるが、
「ヒト・モノ・カネ」の経営資源として資本主義経済下ではとらえられています。
人物とは、能力と人間性においてすぐれた人間
人物教育の基本は美しい心
心を育てる事によってしか人物を育てることは出来ない。

「悩みがあるからこそ人間性が成長出来る」

問題があること

これを大人が教育者がわかってほしい。
問題が出てきたから叱る、問題をなくして安定がすべてではない(子供のチャレンジ精神を失わない様に)
問題は苦しめるものではなく、自分を成長するために出てくるもの

問題が出てくることより、問題に向かい合える子供になることが大切

思風先生がおっしゃられるのは
問題が出てこない道をいくのは現実からの逃避!
安きに流れる堕落の人生!