平成26年度おもてなし経営企業選

4s - 平成26年度おもてなし経営企業選

今年もおもてなし企業選が開催され、開催に伴い
おもてなし経営推進フォーラム
「おもてなし経営」を実践している企業経営者をお招きし、地域・顧客密着型経営を支える社員育成手法や地域・社会との関係強化策について御講演いただき、「おもてなし経営」の秘訣を御紹介します。

おもてなし経営交流会

昨年度は、平成24年度おもてなし経営企業選選出企業、及び、平成24年度おもてなし経営推進フォーラムに登壇頂いた先進的モデル企業を対象に、経営者間でおもてなし経営に関する情報共有や相互交流を通じ、更なる経営改革とイノベーションを創出することを目的に開催しました。

●日程:平成25年10月8日・9日
●場所:生産性国際交流センター(神奈川県三浦郡葉山町湘南国際村)

第1回目で選ばれた一心亭さんは、地元という事もありまして、昨年お伺いしてお話聞いて参りました。

社長になるまでの経緯

現在小野社長が社長になって5年半
創業者が4年半前に亡くなり自分なりに経営を進めてきた。創業者である父親は地元有名なデパートの中三の取締役店長を辞めて焼肉屋をスタート。父親は商売をやりたい、その中でも食に対する想いが強くまた、自由化のタイミングも重なってスタートした。
父親からは「人を大切にする事」それは右腕となる専務も同じ想いを持った人だった。
小野社長は大学から東京に出て一旦はホテルでの仕事を行い、その後東京から戻って八戸2号店をOPENした次の年に入社し現場から総務を経験。自分自身が社長になってから約3ヶ月かけて全員と面談する事をまず決意(アルバイト、パート含め)
当時240人全て面談を行う事により自分は出来ると確信を持った。 
現在創業から28年目を迎え、30周年の際は全員面談を3、4ヶ月かけてもう1回やりたいと思っている

当時のエピソードとして厨房でハチマキを巻いて大根を削っていた頃に一緒に働いていたパートさんが社長になった事を喜んでくれたのが今でも嬉しい出来事として鮮明に覚えているとの事でした。常に現場は人手不足で夜中の2時3時はザラだったが、いつも現場が楽しかったという事です。

 

採用について

アルバイト、パートから社員への昇格の形が多く、「やるからには一生働いて欲しい」そのために会社は全力で支援するという想いがある。(管理者である支配人(ホール統括)やチーフ(キッチン統括)の平均勤続年数が20年弱)

 

障害者雇用について

現在2名障害者の雇用を行っている。(裏方の仕事で働けるポジションがある)きっかけは同級生の子供で障害を持っている子供がいたまた、研修の受け入れも積極的に行っている。

 

委員会について

委員会活動を行うきっかけは10店舗ある中で月1の営業会議を行っていたが、営業報告がされても次の施策が何も決まらないで終わる事が多く、各店から1人か2人正社員が担当し委員会活動という形で始めたのがきっかけ。
委員会の活動を行う事により、改善のスピードが飛躍的に上がった。
上の人間が委員会活動を行う事により、人に権限を与える事と人を育てる事が出来たと思っている。

現在4つの委員会を展開しており ・接客向上委員会
・おいしさ委員会
・幸せ委員会
・コスト管理委員会
 の4つ
幸せ委員会には
福利厚生、人事システム(労働条件)、社内のルールなど社内の環境をいかによくしていくかの取り組みを行っている。
また、委員会とは別にWINWINキャンペーンという目標をポイント制にして貯まればボーナスが出るという形を取っている。

 

次の社長、支配人を育てる為に
社長塾を開催
・財務、10ヵ年計画は全てオープンにして資金繰りまで話して現在置かれている状況を理解してもらう。

 

未来塾
20代を中心に次の幹部候補生(キャプテン、チーフ)を育てる為に
1泊2日の勉強会を開催
理念、数字、歴史などを教えるが、1泊2日にする事により参加した人達のスイッチを押すポイントも見極めている。

 

社員の子供の成長のために
管理者である支配人(ホール統括)やチーフ(キッチン統括)の平均勤続年数が20年弱の要因として、社員の子どもにかかる教育費を支援する目的でつくられたた子女教育費手当があります。子どもの成長に応じてあらかじめ定められた額を、毎月会社が支給するものだ。それを子女名義で預金しておき、入学や修学旅行など多額の出費が必要となる場面で、社員が払い出しできる。

「社員一人ひとりの子どもにも、しっかりとした教育が施され、健やかに成長してほしい」。教育に熱心だった先代社長の願いが込められており、これを20年以上も前から実施し現在も継続して特に主婦のパートの方はじめ大変ありがたいというお声を頂いているとの事でした。会社としては相当な負担になるにも関わらず、子供が生まれてから大学生になるまで続けているとの事です。

 

最後に

一心亭は青森県五所川原市という人口約6万人の場所に、地場産業でもない焼肉屋という展開を行っている中でも社長の想いによりいい会社が存在できる事をインタビューしている中で実感致しました。インタビューの前に食事をしたのですがアルバイトさん社員さん共に接客のレベルは非常に高く、地方の飲食店でも標準語でオーダーを取る際は足をついて丁寧に聞く、また道案内もただ口頭で伝えるだけでなくお店の外に出て、具体的に指示をしてくれる。そんな細部に行き渡るサービスは社長の人材にかける想いの強さと取り組まれている活動があってこそだと思います。

 

一心亭

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一心亭

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ちなみに、千代田区でも開催されております。

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