トラベルアワード2018大賞

優れた訪日インセンティブ旅行を表彰する「JAPAN Best Incentive Travel Awards 2018」

優れた訪日インセンティブ旅行を表彰する「JAPAN Best Incentive Travel Awards 2018」
粉雪舞う 東北函館大賞受賞!

東北と北海道を組み合わせた旅程の中で、我が地元、旧金木町の津軽鉄道ストーブ列車、雪景色、青森の伝統文化と。12月からスタートのストーブ列車

実際の所、こんな吹雪の中なんですが、何故人気なのかがいまだ不明で
毎日見る景色が当たり前になりすぎると灯台下暗しで素敵な部分も当たり前に見えてしまうのかな?と。

観光庁データからインバウンド宿泊者前年比では全国一の60.3%増が青森県、
全体では外国人観光客の来訪回数は、「初めて日本に来る人」が42.3%なのに対し、「2回以上来ている人」は57.7%

となると、初めてであれば東京、大阪、京都など有名な所で買い物等々
2回目以降は、モノから「場所」と「体験」にシフトしてきているのかなと思いますが、
確かに逆の立場で考えると、アメリカにはじめていきますは、ラスベガスとかロスとか?で、でも何度か訪れたら、次はセドナかなと。心の勉強に興味ある方なら多分選択肢の1つにセドナが出てくるかなと。

そして、金木町には
太宰治

小説好きの方には大体地元の話になると
太宰の話になる訳で

走れメロスより人間失格に興味を惹かれてしまうのですが、
小説好きな方でも、人間失格はあまりに内容が暗すぎて。。
絶望と自己嫌悪と恐怖と不安、心の負の部分を突き詰めている内容で

地元でもあまり評価する人はいなかったなぁと。
(物事そこまでマイナスに見て文字で表現できるのは才能なのかな?)

個人的には安部公房やドストエフスキーが興味あり
まだ陰と陽で陽に対して陰の部分を自分に照らし合わせて見る事が出来るのですが
太宰の場合は陰と陰と陰
みたいな。

で、もう1つ共通項として考えられるのが北の大地
雪の降る北の大地が多くて、南国、南の島出身で心がマイナスになる作品を残している作家は
あんまり見当たらなく。時代的に戦争が当たり前の時代だったのもありますが

面白かったのは太宰が好きで斜陽館に来るまでの長い農道、ずっと雪、雪
12月から3月までは自転車に乗る事も出来ず、車か徒歩で
何時も見る景色が雪、吹雪だと地域、風土が与える影響というのが
意外と大きいのでは?と感じる所でした。
(確かに、宮古島、石垣島、パラオ)で観た風景とそこでお会いする人においては
共通して明るい、気にしない、初めてあっても友達の様に接してくれる社交的な方が多いなどなど
(+自殺報道聞いた事ないし)

逆に注目されている今こそチャンスでは?の
今までマイナスなイメージを持たれていたのを注目されている今だからこそ
人間失格だったけど、走れメロスに変われた体験談が出てくれば!

優れた訪日インセンティブ旅行を表彰する「JAPAN Best Incentive Travel Awards 2018」