3月14日は第48回のいい会社東京首都圏勉強会開催しました。
ニート、 不登校、ひきこもりなど、様々な問題を抱えた方へのカウンセリングから障がい者が企業に就職できるよう自立活動を支援する福祉のお店として、
純手打ち讃岐うどん「ゴーシュ」の展開をされています。
今回は障害者雇用を取り巻く現状、今後障害者が自立して活躍する為の取り組み、支援のあり方などをお話頂きました。
子供を自立させる気持ちが大切
うちの子は障害があるから独り立ちは無理と決め付けている親もいる。
その子が働いて自立するのではなく、行政に訴えて補助金を獲得する事に目が向いてしまっているケースもあった。
また、知的障害の子についてはどうしても過保護になってしまうケースが見受けられる事が多く、必要な日常生活のスキルが身につかない状況が続いてしまっている。
今後の支援のあり方、あるべき姿について
「障害者であっても自己実現が出来る社会になってほしい」
健常者の方もいつ弱者になるか分らない。出来ないところを補え合える社会になってほしい。
その人その人により、生活や仕事の進め方など異なる為に支援のあり方として「対等に接する」事が大切。かわいそうな人、出来ない人と決め付けるのではなく信じて認める事で成長していくきっかけがあり尚且つ優しさだけではなく、社会に出て行ける自立できる様に教えていく事が大切で毅然とした態度をもつ事により、障害者の方も信頼してくれる。
やれば出来ると信じていると応えてくれる。
一人一人の可能性を信じてどこまで出来るか挑戦する事も大切であり、支援する側としては同じ障害でも皆違うところもあるので工夫が大切。企業側も法定雇用率を守る為に雇うのではなく、1人1人考えてくれる事で自己実現が出来る社会になってほしい。
北澤様のお話の後に牧野様から「書籍の紹介と中小企業が障害者雇用を行う為には」という事で解説を頂きました。
会社の業績が高くなって利益が出てから障害者を雇うという順番ではなく、障害を持っている方を雇う「環境を整える」所から入っていくという順番が大切。
その仕組みが多くの働いている方の働きがいにつながる。中小企業の場合、多くは賃金が高いからという事よりも働きがいがあるから、そこに仲間がいるから
という意識を持つ為の環境を整える事から始める事がいい。
それは健常の方にとっても働きやすい環境であり、働きやすさが障害を持っている方だけではなく会社全体として環境が整う。その延長線上に利益が上がる仕組みになる
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