大阪関西勉強会では今年初めての勉強会という事で
昨年の振り返りを行いました。
昨年開催した様子はホームページでも内容を抜粋した形で公開しております。
2015年2月25日勉強会 いい会社を目指す労務管理の処方箋 講師:社会保険労務士の株式会社YK人事労務コンサルティング、こいけ靖子様
2015年3月24日関西(奈良)勉強会 幸せにする仕組みは、内なる変革
2015年5月26日勉強会 ゲスト講師 四国管財株式会社中澤社長、クリエイターの成田和彦様
2015年11月26日勉強会ゲスト講師ISFnet(NPO法人FDA) 成澤俊輔様
今回は「いい会社」は売上高だけでは成立しない
一般的には、会社の豊かさが「売り上げ」で決まるとされるケースが多い
(金融機関の融資、上場の基準になるなど)
目標に売上高を設定している会社も多いが実際には、売上高があっても利益がないことも多々ある中で大切なのは
利益は、何によって(どんな行動によって)作られるのか?
という事を解説頂きました。
背景として
社長の中には、「○○さんには(報酬を)払いたくない」
と言う人が居る。理由は共通していて、「成果を出していないから」
「やることをやれば、ちゃんと払う」と説明される。
では、果たして何が成果なのかをしっかりと説明しているか、やる事をやればのやる事が何なのか?が浸透しているかがあってこそ初めて口にして発言出来る事であり、明確な提示が無い中成果を上げろ!やることをやれ!と言われても改善される事はなく、常に不平不満が生じる原因となってしまう。
まず、経営者の考え方として給与は、前月度の労働に対して払われるものだというのが定説だが、「来月の仕事への参加費」だと思えば見方が変わるだろう。
いい会社の社長に共通して考えているのは
この会社に参加して頂ける参加費として考えている。
そういう気持ちであれば参加費で参加してくれるのだから参加してくれてありがとう。その様な気持ちを持つ事が出来る社長だからこそいくら払ってこの位は働いてもらわないとという事にはならない。
見学先の会社においても
お金で返すのではなく、伊那食品さんであれば働きやすい環境と仲間で返す
未来工業さんであれば休日で返す
報酬以外に何をあげれるかを考えて働きやすい職場を提供するか考えているのがいい会社に共通する社長の考え方

どの様な点がご満足ご不満でしたか?
・マインドとロジックのバランスが良く、他人に話しても自分でも再現できそうでした。大変実用的な内容でした。
・昨年のまとめから話を聞けたので初めての話や前回の復習などもできました。分かりやすく聞きやすい説明ありがとうございます。
・これから経営側に立っていくので設立から「いい会社」を目指して計画を立てられそうです。
・過去の勉強会の振り返りから始まり、分かりやすい。事例からも分かりやすい。
・従業員と家族のためがいかに大切かを改めて学べました。
・いつも通り勉強になりました
・具体例がおもしろく参考になりました。あまり聞く機会のない中小企業の話が面白かったです。
・いい会社の考え方がおぼろげながら分かりました。
・コンサルタントとはイコールパートナーという所で事例がすごくわかりやすかったです。給料の渡し方のお話しに共感です。
・役員になった頃から給料の前払いと労働時間の短縮と1時間あたりの賃金向上が達成する事としています。本日の勉強会で速度が上がったと感じています。