哲学は、人生に必要か
芳村思風一語一会 vol.4554
どんな人間にも、共通して避けられない3つのことがある
ひとつは、「人生2度なし」ということ
(「人生1度きり」とはどう違うか)
ふたつめは、「人生には限りがある」ということ
みっつめは、それが「いつ終わるか誰にもわからない」ということ
誰もが頭ではわかっているが、
実感として受け取っている人は少ない。
この3つが、覚悟として、腑に落ちたとき、
人間の生き方が変わる。
人物を呼ばれる人に共通したものがある
自分自身の哲学を持っていること
「このためなら死ねる」というこのを持っていること
☆☆☆☆☆
哲学は、人生に必要か
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哲学は難しい、生活や仕事には関係ないと思われていませんか。
経営者の方々は、ご自身の経営哲学や
哲学とまではいかなくても「これだけは譲れないという
こだわりのをお持ちの方も多いと思います。
なぜ、哲学が必要なのか
人間は、事実を知っただけでは生きられないからです。
人間が生きるということは、多くある事実や存在の中から、
何かを選び取り、何を捨てるかという価値判断と決断をすることです。
そしてこの価値判断と決断によって、その後の人生が決まります。
その事実が自分にとって、
どういう意味や価値を持つのかを考えないと選択ができません。
だから、物事の意味や価値について考える哲学が、
人間には必要なのです。
哲学は、物ごとの意味や価値について考え、
どちらを選び取ることが、自分にとって幸せで
あるかを判断する根拠を与えてくれるものです。
自信は、根拠と体験から生まれるのです。
経営者は、現実の問題に対処するだけでなく、
5年後、10年後こうなりたいという自社や、
働く人の未来像を明確に持ち、
その為に今何をしなければいけないかを情熱をもって、
熱く語れなければいけません
未来を予想するのではなく、
将来のあるべき姿、夢や理想を明確にもつことが大切なのです。
経営者だけでなく、
私たちも一人ひとりが、
今やっていることの意味や価値や素晴しさを感じることで、
将来の夢や理想を持つことができるのです。
なぜ生まれてきたかではなく、
「この命を何のために使うか」
が大切なのです。
哲学は、考えるものではなく、
実践するものなのです。
「風の思い」より
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・
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思風庵哲学研究所
Source: 芳村思風 感性論哲学の世界