作った後が大切!育てるWEBを目指して

webを軸に安定的な収益を創り上げる

それを実現する為のweb戦略とマーケティングで中小企業の未来を創る支援を行います。

海外web展開のニュースと海外中小企業の事例

今回は特に最近目にすることが多くなった海外web展開について

今週リリースのものだけでこれだけあります。
TKC、中小・中堅企業の海外展開を支援するポータルサイト開設
TAMSAN、「シンガポール × デジタルマーケティング」を開始
海外販売ソーシャルマーケティングサービスを正式リリース
ファーストデザインが全クリエイターのプロフィールを英語対応に。
フルスピード、アジアビジネス支援事業部を新設
ここで課題となるのが、中小企業が進出して成功するモデル!という事になるかと思います。海外での成功事例は大体大手が多い為にルート、資金、人脈等々でモデルにはなるものの現実的にはいかがかな?というケースが多いであろうと。
そうなったら自力でいけるところは自力で行く!という事になるかと思いますが
参考までに、周辺情報から洗いつつ、市場調査と現場感を高めていく形が宜しいかと思いますので、いろいろと参考になりそうな内容をお伝えさせていただきます。
まず、それぞれのお国における入り口(ポータルサイト)ですが、殆どの場合はグーグルかヤフーが握っています(アメリカ、フランス、イギリス、ドイツは日本と同様)それに対して
中国 百度 bai-du
ドイツ、t-online
イタリア、Virgilio、Libero
オランダ、ilse
タイ、sanook
韓国 NAVER、Daum
ロシア Yandex、Rambler
ちなみにヤンデックスはウクライナ、ベラルーシ、カザフスタンの旧ソビエト連邦でシェアが広がり、一昨年トルコにも進出して力入れてます。
なお、スマホの普及率というのも発表されております。
スマホ普及率
以上は参考情報になりまして。
では、規模が小さくても既に成功していると思われる事例から探りたいと思います。今回は日本発ではないのですが、海外から海外に向けてということでWEB系サービスの内容で主に中小企業を視点に探ったところ
 
SoundCloud (ドイツ)社員120名 1億8,000万人のユーザー
YouTubeのオーディオ版。録音した楽曲を共有できるサービス。
サウンドファイルを好きな場所に保存できるため、TwitterやFacebookなど他のSNSとの統合も可
2007年8月、ミュージシャン同士で録音した楽曲を共有できるサービス提供を目指し、サウンドデザイナーのAlexLjungとアーティストのEricWahlforssがスウェーデンのストックホルムで設立。
ポイント
プロ、アマチュアを問わず、ミュージシャンの間で音楽コンテンツを簡単に公開する方法はMySpaceが主体であり、その他の手段は非常に限られていがSoundCloud は、Facebook や Twitterをはじめとする他のソーシャルネットワークと音楽コンテンツを自由に共有できる点で、MySpaceと大きな差別化を図っている。
 
Vikiシンガポール 社員28名
「Video」と「Wiki」を合わせた造語。コミュニティに参加する翻訳者によって字幕翻訳を付けるサービス。字幕翻訳付きの動画をHuluやNetflizなどパートナー企業に配信。動画に関連した広告を販売し、その収益を著作権所有者と共有。著作権を取得した動画10億本以上。
ポイント
世界における動画の購入に対し、オープンソースのアプローチを採用。テレビ番組や映画、ミュージックビデオなどの著作権を取得した後、自社ソフトを利用して、これらの動画コンテンツに字幕翻訳の作業を行う参加者を集約。RazmigHovaghimianは自社サービスについて「世界中から集約したテレビ番組や映画に短時間で字幕翻訳を入れることが可能。1本の動画が24時間以内で10ヵ国語、翌日には 20 ヵ国語で視聴できるようになる。当社のサービスを通じて、様々な動画が視聴できるようになり、著作権所有者にとっても新しい市場の開拓に繋がっている」
※100 万人のボランティア会員で構成された翻訳コミュニティが大きく貢献
 
Hailo (イギリス)社員85名
タクシー運転手と乗客の仲介を行うスマホ対応のアプリ。米国では2012年1 0月、ボストンで開始。1 1月にはシカゴ2013年ニューヨーク
3人の現役タクシー運転手とインターネット業界の起業家 3 人が斬新なビジネス概念と技術に対する知識を統合し、スタート
ポイント
交通事情や地図、到着時刻、その他の情報を含んだネットワークの提供により、タクシー運転手にとっては、乗客を乗せるという目的に留まらず、業務の利便性や効率性を向上させるツールとしての機能も果たす。 Jay Bregmanは「単なるタクシー予約アプリとして捉えているのではなく、むしろタクシー運転手が痛感する根本的な問題に対応したアプリを構築していく」
利用者側では、呼んだタクシーを待つ間、その車の進行状態をリアルタイムで確認できるほか、現金または携帯機器での自動クレジット決済に対応しているため、目的地に到着後、直ぐに降車できる
 
以上の事例から
現地支社
人材確保
地元(母国)でまずは成功させる(ローカル→グローバル→現地でのローカル)
というのが1つポイントかなと思われます。