web担当者に元気がない

最近見つけたこちらの記事から
webサイトは運用していかなければなかなか成果が出てこない現状もあり、一昔前のように何か立ち上げればすぐに成果が出る、ということが難しくなってきています。

WEBは見られないと、成果が上がらないと意味が無いとされ、
では成果が上がり見られる為のプロセス、施策を的確にアプローチ出来ているのか否か?
は見られない傾向が存在しているのではないかと。。
成果がでなければプロセスを見ていない以上は、下記の能力、アウトプットがあっても評価はされず。

予算管理、集客手法の勉強とツールの使いこなし、デザイン力、クライアント先及び社内でのプレゼン力、ビジネスモデルの把握が出来て、パソコンの前で黙々と作業する事に喜びを見いだせるモチベーションの高さと
挙げればいろいろとあり、、ですが

反対に、逆にこれが改善出来れば、相当パフォーマンスが高くなるであろうと思われる為
各々の能力アップが必要なのか。人員配置といっても、個人、小規模会社であればネットワークで適切な能力と人間関係がある人たちをどう構築するか
その点急務に求められている企業さんも多いと思われ。
ただ、気になる点があります。
お客様に訪問した際に、たまにあることですが、そのweb担当者様に元気がないのです。
覇気がなく、非常に疲れている感じを受けることがあります。
何だかやらされている感が満載なのです。
えてしてそのような方々は、能力が低いわけではありません。
ITリテラシーとしても、高いと思われます。

逆に、そのような方の上司は元気のある方が多いのです。
何だか頑張って行こう!的な雰囲気で仕事をされています。
最初は何だろう?と疑問に思っていたのですが、お付き合いしていって
その理由が分かってきました。
その理由は共通しています。
それは・・・
“インターネットに詳しいからと、すべてをそのご担当者に押しつけている!”

ということです。
社内でインターネットといえばこの人!となっており、何でもかんでも
その人に仕事がふってくるのです。
その中でもかなり厳しいのが、各部署の社内調整もその方お一人で
やられているケースです。
企業におけるwebサイトというのは、あらゆる能力を必要とします。
ざっくりお伝えすると、
・アクセス解析能力
・実更新能力:デザインやHTMLをじかにさわるケースも含む
・サイト運営プランニング能力
・広告を含めたプロモーションおよびその交渉能力
・危機管理能力
・CMSなど各種ツールの選定能力およびツール利用能力
・予算管理能力
・ガイドライン順守チェック能力
・新技術およびITトレンドのキャッチアップ
・外部業者との折衝能力
・社内調整能力
など、あげるときりがありません。
冷静に考えてみてください。
はたしてこれらのことすべてを、一人の人間が完璧にこなすことができるのでしょうか。
かなりのスーパーマンですよね。インターネットに詳しいからという理由で押しつけてしまっては、その方はどんどん暗くなり、つぶれてしまいます。
一番大事なのは、持っている能力によって人を分けるという考え方です。
どこが得意なのかを見極め、どこまでその役割を果たしてもらうのか、
それを責任を持つ人が決める必要があるのです。
それは社内だけの話ではありません。
どこまでを社内で行って、どこから社外にお願いをするか、まさにプロデュースする必要があるのです。
そうすることにより、各担当は自分の責任の所在が明確になり、何を持って評価されるかも把握することができ、その中で自分の能力をどのように使えばより良い結果を導き出すことができるのかを考えることができます。
自分で主体性を持って考えるので、仕事にも前向きに取り組めます。
これだけで、仕事のパフォーマンスがまったく変わります。