9月5日(土)開催、阿波忌部農法が世界を変える

阿波忌部農法が世界を変える

9月5日に開催される

阿波忌部農法が世界を変える【日本古来の農法が今、蘇る】

と題して阿波忌部研究第一人者の林博章先生をお呼びして講演を開催

演題:「倭国創生から日本創生へ~世界を変える剣山系の世界農業文化遺産~」

徳島剣山系に拠点をもつ忌部族こそが、倭国創生の立役者となった。その剣山系に残された伝統農業の智慧、技術、思想が世界の経済システムや思想を変える。

忌部は古代朝廷の祭祀を始めとして祭具作製・宮殿造営を担った氏族であり、朝廷に属する品部(ともべ = 職業集団)と忌部氏の部曲(かきべ = 私有民)の2種類が存在した。品部である忌部には、玉を納める出雲、木を納める紀伊、木綿・麻を納める阿波、盾を納める讃岐などがあった。忌部氏は、5世紀後半から6世紀前半頃にその地位を確立したとされています。

つまり、日本の原点がここにあるのではないか?という事でそれを知る事によって過去を知る事と未来を創造する事が隠されているのではないか?という事で

何故過去を知る事が未来へつながるのか?

今、現在目の前の出来事は過去の事象との関係があり、過去だけではなく将来にも相関している。
だから、現在そのもの中に、その現在も過去も、未来も織り込まれていて
過去と現在を見つめ見極めることによって、将来もまた発見しえるという事!

今どう生きるかで、過去を変えることができる。真実に生きれば、過去を正当化させ、未来も正当化出来るのでは?

ではないかと。そして、母親の実家という事も重なり、何かがあるのではないか?という事で参加している忌部ツアー

 

阿波忌部の紹介を

全国でも例がないイザナミを社名とする伊射奈美神社(いざなみじんじや)が徳島県美馬市にあることや、同じく美馬市には阿波忌部(いんべ)氏の直系である三木家が存在し、現在も天皇陛下が御即位後に初めて行う大嘗祭に「麁服(あらたえ)」を献上しており、また、神山町やつるぎ町には天岩戸伝説にまつわる神社があるなど、その由縁は数多くあります。

忌部族は天太天命(あめのふしだまのみこと)を祖とする古代士族で

天岩戸の神話古代朝廷の祭祀をはじめとして祭具作成、宮殿造営を担った。
忌部には五部神がいて
櫛明天命(出雲):玉
天日鷲命(あめのひわしのみこと)(阿波):木綿、麻
彦狭知命(紀伊):木
手置帆負命(讃岐):盾
天目一箇命(筑紫、伊勢):鍛冶、製鉄

忌部氏と農業と麻
・天日鷲命は天磐船(あめのいわふね)に乗って種穂山に降臨。
その時、天日鷲命は朝、穀(かち)、粟、五穀の種を携えていた。
全国に農業、養蚕の技術を伝え広めた。
大麻は神事に欠かす事のできない神聖な植物。(神礼、大幣、しめ縄など)

旧麻植郡、美馬市の標高約500メートルの高地は良質な大麻の栽培が可能な地域で、忌部氏によって神事などに必要とされる大麻が栽培された。

麁服(あらたえ)天皇陛下が即位される大嘗祭ではお召しになられる麻の織物は、今も忌部直系氏族の三木家のみが調整、調進することになっている。

 

阿波忌部農法が世界を変える