2017年1月30日(月)「いい会社」高知勉強会

「いい会社」高知勉強会

●日時:2017年1月30日(月) 18:30~20:45(開場は18:15です)
●会場:高知市内会場(予定)
●会費:おひとり1,000円(会場費、資料代)
●持参:筆記用具をご持参ください。
※勉強会後、懇親会があります。ご都合があえば、是非お越し下さい。 会場近くで実費精算(だいたい2~3千円程度)です。

「いい会社」高知勉強会

 

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高知勉強会において過去に開催しました法則の振り返り

法則1と2の振り返りから、「いい会社」の法則を学ぶための理論と実践として

行動=理論×感情

(悟りがあっても感情がないとダメ)
その感情はモチベーションであり、モチベーションには(期待度×実現可能性)が必要

この様な法則がある場合、行動(≒結果)の量を増やすためにはどの様な施策があるか
(この人に何を言ってどう動けばいい会社になるか?)を解説頂きました。

 

法則3と4では

社員を無意識に競争へ巻き込まない

「戦略とは闘わないこと」に対して、改めて注目されたことがきっかけでした。戦いを省くということは、相手方も味方も傷つかないということ。戦略や経営というと、とかく「戦うこと」「勝ち負け」を前提にするが、すべての社員の能力が“戦闘力”に直結しているわけではありません。

 

戦うという事は誰かがダメージを受ける事。それを積み重ねていく中において自社内においての戦いが発生した場合に「従業員とその家族」を大切にする経営が守れないという事が生じます。従業員そしてお客様に対し戦わなくても感謝される、その為の組織を創る。いい会社と言われる会社において共通してみられるのは両者の事を考えて経営を実践している事が見られます。

 

 

時間感覚を正しく持つ事ができないと経営はできない

時間管理というと「時刻」や「時間感覚」とされやすいものですが、実際時間の長短と仕事量に比例するということを意識して実行することで、確実に行動結果を生み出している。この行動には法則3の「戦略性」が無ければならない。また、人の生死、組織の耐久性といった非データ的な感覚的な時間軸を持つ経営者は成功しやすいのではないか。また、いい会社の経営者に共通して見られる時間の考え方として「時間は感覚的なもの」というのが挙げられます。

働きやすい職場を創る、理念を浸透する、社員教育を行って現場に活かすというプロセスに対して、いつまでにという視点よりも「この人ならこの位時間をかける必要があるのではないか」という決まった時間に対して決める事以上に、この人が育つまでには!浸透するまでには!という感覚の視点からどの位の時間をかけるべきかを見定めていく。

 

 

「いい会社」紹介は天彦産業様とバグジー様になります。
天彦産業様の見学会時の感想は「常にモチベーションを上げられるかを考えている」
「自分は経営能力に優れているとは思わないから、社員に気持ちよく働いてもらうしかない。」
会社の社員のモチベーションを上げるためにどんな方法を取っているのか
結局は、「人間の幸福感の本質」に掲げている
役に立っていること
必要とされていること
「自分が役に立っていることをいかに持たしてあげるか」
という事を樋口社長は実践されています。
また、「委員会方式」という形で部署や役職の境目なく組織された6つの委員会が自主性に基づいて運営されて会社の活性化に大きな役割を果たしています。

 

天彦産業 樋口友夫社長
会社名 株式会社天彦産業
資本金 2,083 万円
売上高 3,761 百万円(平成23 年3 月期)
社員数 40 名
所在地 大阪市住之江区南港南5-5-26
設立年 明治 8 年(1875 年)1 月(創業) 昭和19 年(1944 年)3 月(設立)
事業等 国内外における、特殊鋼、ステンレス、シリコロイの素材販売、加工販売
経営理念
1. 我社は三方良し(売り手良し、買い手良し、世間良し)の精神を再認識する。
2. 我社にとって現状維持は死を意味する。常に時代を先取りし、社会のニーズに応え、グローバルな視点で、領域を充実・拡大する。
3. 我社は人生創造の場と位置付け、生き甲斐、働き甲斐を見出し、自己実現を図る。
紹介URL http://www.tenhiko.co.jp/

株式会社天彦産業は、仕事と家庭の両立を応援します。
仕事と家庭の両立しやすい職場環境づくりは、従業員の「やる気」や「働き甲斐」を引き出しその結果職場が活性化し、生産性向上・社会的地位の確立など大きなプラス効果が出ると考えています。弊社は経営方針に3H(自らの幸福、家庭の幸福、会社の幸福)を掲げ、社員第一主義の経営を行っております。この度財団法人21世紀財団より、「職場風土改革促進事業実施事業主」の指定を受けました。育児や介護参加等を支援する職場風土や意識改革を積極的に促進し、従業員が能力を十分に発揮しながら、不安なく「仕事」と「家庭」を両立できる職場環境づくりや制度を整備することによって企業としての社会的責任を果たしていく方針です。
(自社ホームページより抜粋)

 

会社名 有限会社バグジー(店名 BAGZY(バグジー)、空海風花、バグジールネッサンス)
資本金 300万円 売上高 4億77百万円(平成18年)
社員数 105名 所在地 福岡県北九州市八幡西区引野2 丁目6-4
設立年 1993年 事業等 美容業および教育関係
経営理念 敬愛(すべてに愛をもって取り組みます)
紹介URL http://www.bagzy.net/

【抜粋】 代表の久保さんは数年前まで「経営は儲けること」と結果に情熱を燃やす経営者だった。
ある時、信頼していた幹部が続けて辞めるという事態に直面。
悩み、苦しみ、苛立つなか「問題は辞める社員にあるのではない。経営者にある。」という助言
に開眼。「利潤より大事なものがある!」と人間としての幸せを基盤に置く新しい経営に挑む。
以降、人は辞めなくなり、売上を追い求めていた時代には伸び悩んでいた業績も毎年120%
成長。お客様に、仲間に、仕事に、「愛」をもって取り組むこと。これがバグジーの理念。接客に
ルールはなく、その人の人格でお客様を感じ、愛情や優しさで応対するのみ。社員に優しさや
思いやりの心を、というバグジー流の教育のひとつだ。

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