3月2日(土)いい会社の法則実行委員会第24回東京、首都圏勉強会開催致しました。

冒頭、いい会社の定義が変わったという事で
90年代は売上や利益が多い会社がいい会社と捉えられていた時期があり
大きい会社、安定した会社というのが2000年以降変わったというところからの話でした。
大きい会社だから給料が高いわけではなく
大きから長期雇用が保証されている訳ではない。
2000年代に入ってリストラが始まり、雇用が厳しくなり
いい会社を探してみてどんな法則があるのか

いい会社と思われているのは誰の為に、何の為にするのかを抑えている
その誰か何かを図る基準として坂本教授の提示する「5人を大切にする」
その人たちに対して何をすればいいのか?を常に考えている。
1、従業員とその家族
2、協力会社とその家族
3、お客様
4、地域の方々
5、株主
さらに大原則として
「しなければならない事」
「してはいけない事」
これを押さえている会社がいい会社の共通項として見られるとの事です。
また、今回は「会社は1人の人が本気度が高いと変わる。」というのも事例を通じて教えて頂きました。

今回の法則は24:真の強者の戦略は、「生み出す」ことである
この法則は、中小企業経営者が「経営が安定したら目指す」という発言を耳にすることから発見した。不況下、市場縮小の中で、経営を安定させるために必要なものは何かと尋ねられる事が多い。
その際、施策を含む戦略を披露する事になるが、それらが実行することが難しいと言われることがある。その理由として社員がそれらを実行できないとも付け加えられる。
真の強者の戦略には、立案段階で実行できる「組織」や「人材」がいる、その為、常に「生み出せる」状態にあるともいえる。それはどれだけ人材に興味を持ち、その条件を整えるかが「いい会社」になる為に必要である。
例えば会社において
新卒採用時に即戦力を求める。
多くはすぐに売上になることであるが、
真は売上ではなく即その人が良い環境を作れる人。
 
仮に新卒での人材がすぐに挙げられる程度の売上を上げられない既存の社員がいる場合
そもそもの社員は何をしていたのか?
その様な環境、教育を整えずに放置していた経営者がいないか?という視点を教えて頂きました。

今回のいい会社の紹介は 株式会社大谷様です。
経営哲学
経営者の最大の仕事は“お客様と社員の不満を満足に変える”ことと人間として豊かに成長できる教育を行うことである。
 
経営理念
お客様に喜びと感動と満足を与え続ける。
働きがいのある職場作りと社員の幸福をめざす。
社会福祉に貢献する集団を作る。
 
※大谷社長が語る「共に創り、共に生きる社会とは」
30数年くらい前に労働省(現・厚生労働省)の視察団として、ヨーロッパとアメリカの障がい者雇用事情を視察したことがあります。アメリカでもヨーロッパでも、小売店の販売員や銀行の窓口には当時すでに障がいのある方が働いていました。日本もこんな社会になるのかなぁと思っていましたけど、障がいのある方が働くのはバックヤードが中心です。
これは雇用する側の問題だけではなく、国民や市民のレベルがそこまでいっていないということでもあるのです。例えば、市民や国民がデパートに行ったときに、若い女性から物を買いたいと思っているうちは、実現できないのです。
http://www.city.niigata.lg.jp/iryo/shofuku/shuro_koyo/kigyo_tanbo/otani_top/otani4.html

いい会社の法則実行委員会第24回東京、首都圏勉強会アンケート結果

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