2017年5月25日池川明先生愛の子育て塾10期第1講座開催しました。

池川明先生愛の子育て塾10期第1講座開催しました。

10期では、
第1講座:女性の体について
第2講座:胎内記憶について
第3講座:魂について
各回講座のテーマを基に、今回第1講座の女性の体については女性が妊娠しやすい状態をどう作り保つかについて解説頂きました。

妊娠とホルモンの関係 「エストロゲン」と「プロゲステロン」

ホルモンが作られる場所は、脳下垂体や副甲状腺、副じん、すい臓、性腺など体内のいろんな所にあり、血液によって全身に運ばれています。このうち性腺(女性の場合は卵巣)からは、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)という2つのホルモンが分泌され、生殖機能に大きく影響しています。そしてこの2つを総称して、「女性ホルモン」と呼んでいます。

 

「エストロゲン」

【 働 き 】
女性らしさをつくるホルモン

  • 女性らしいカラダをつくり、子宮に作用し、妊娠に備えて子宮の内膜を厚くする
  • 自律神経、感情の動き、骨、皮膚、脳の働きにも大きく関わっている
  • 基礎体温を下げる働きがある

【 分 泌 時 期 】

  • 生理の終わり頃から、排卵前にかけて分泌が多くなり、基礎体温は低温相を示す
  • エストロゲンの分泌が多い時期は、卵胞期と呼ばれ、比較的カラダも心もお肌も安定し、体調が良い時期

「プロゲステロン」

【 働 き 】

  • 妊娠を助けるホルモン
  • 受精卵が子宮内膜に着床しやすい状態にととのえ、妊娠後は妊娠を継続させる働きをする
  • 体内の水分を保持したり食欲を増進させる働きがある
  • 基礎体温を上げる働きがある

【 分 泌 時 期 】

  • 排卵後から次の生理にかけて分泌され、基礎体温は高温相を示す
  • プロゲステロンの分泌が多い時期は黄体期と呼ばれ、人によっては、腹痛、腰痛、頭痛が起きたり、むくんだり、精神的に不安定になってイライラしたり、吹き出物が出たりすることもある
    ※このような症状が重くなると、月経前症候群(PMS) と呼ばれる

大抵の人は妊娠してから気をつけるが、本来は妊娠する前から気を付けてほしい。妊娠後期になると赤ちゃんのおしっこで羊水が出来るが赤ちゃんの具合が悪くなると羊水が出来なくなる事がありこれが、ホルモンに対する影響が強いとの事でホルモンの乱れがあると内膜がうまくできない為に、受精しても妊娠しづらい体になる。
エストロゲン(卵胞ホルモン)は子宮の内膜に影響し、プロゲステロン(黄体ホルモン)が低下すると生理不順を起こしやすい要因となります。

お母さんの体にストレスがかかると、胎盤ホルモンを介して、早産、新生児への認知記憶、馴化に関与が疑われる可能性があるとのことでお母さんの体と心がその後の育児にも大切。ホルモンの乱れを無くす為には「オキシトシン」が大切

オキシトシンは別名「愛情ホルモン」「癒やしホルモン」とも言われ、夫婦がスキンシップをすることでも分泌量が増えるとのこと。手をつなぐ、ハグする、マッサージをするなど、肉体的に触れ合うことで分泌量が増加するといわれています。妊娠前の段階において、子供はお母さんが幸せになってほしい、笑顔が見たいと思って産まれてくることは共通している事を考慮するとお母さんの心の状態を幸せにすることがいい影響を及ぼす。それが子供の成長にもつながっていく。

3ヶ月の赤ちゃんを30分、自分の子供の様に思って抱っこする!そうすると3ヶ月後に妊娠する!

妊娠しようとするときの女性の卵子の質について。卵子が成長するのは排卵する3か月前の段階が大きく影響していて
卵子の質は、それまでどれだけ活性酸素を浴びたかによって影響が大きいとのこと。ストレスが多いと活性酸素が多く浴びている状態、逆に笑いながら幸せそうに普段過ごしていると活性酸素に浴びる量も減るので、卵子も元気。3ヶ月間、幸せな気持ち(事例として多いのは3ヶ月の赤ちゃんを30分自分の子供のように思って抱っこする)になっている状態だと卵子に良い影響が出てくる。

妊娠してからではなく、妊娠前の段階も大切

池川明先生愛の子育て塾10期第1講座開催しました。