第70回関東若獅子の会

関東若獅子の会

記念すべき70回の開催でした。今回から分科会(経緯会)も発足し、先人たちの声を聞ける場があったら、きっともっと面白い!
社会や歴史を織り成す経糸と緯糸は、多くの先人たちの想いを後代が受け継ぐことで紡がれてきたもので講演DVDを元に、先人の声を聞き、大人を目指す若獅子の仲間とともに
学びを深め、社会に活かしていくこと、想いをつなぐことを目的としてスタートしました。

今回はちょうど70回開催に戦後70年という事でこちらの告知も

12月8日(火)戦後70年記念&東北支援チャリティイベント「日本(やまと)の響きと祈り」~今、呼びもどそう和のこころ~

戦後70年を迎え、これから新たな価値観を築いていくであろう時代に、文化芸術の面から新しい日本『私たちの中にある響きや祈りを思い起こしながら、和の心をよびもどすきっかけ』を分かち合える一日になる事を願っています。

関東若獅子の会

~村上和雄先生について~

 日本をやまとと呼ばせてもらい、大きく和する心を表現していただける講演者には、直ぐに村上和雄先生(筑波大学名誉教授)が決まりました。村上和雄先生はヒトゲノムを解読した遺伝子工学の世界的権威であり、いつノーベル賞を受けても不思議でない日本を代表する科学者でありながら、和についての造詣も深く、しかもその語りはいつもウィットに富み爽やかな風を運んでくれるかのようです。特に「日本人の利他的遺伝子」の解明についての講話は私たち日本人の心に深く響きます。2011年3月11日の東日本大震災において、死者・行方不明者2万人近くにおよび、数多くの家を失い、愛する人を亡くし、故郷を失うという大惨事の中、被災者同士が協力し合い、励ましあい、何とか立ち上がろうとする日本人の姿は、世界中の人々を驚かせ、感動させました。大きな犠牲を伴いましたが、私たち日本人の利他的遺伝子がスイッチオンになった現象でなかったでしょうか。

また、村上和雄先生は映画「祈り~サムシンググレイトとの対話」の主演者でもあり祈りの重要性を語る異色の科学者でもあります。まさに村上和雄先生こそ今回のイベントに込める願いに相応しい最高の講演者だと確信しています。幸い村上和雄先生も、この集いの趣旨に強く賛同しご快諾くださいました。

 

~やまとの響きと祈りを彩る主役たち~

 村上和雄先生にはまた「和をわかち合う」時間を設けて、参加された皆さまにより深く和を感じてもらう企画をご用意しました。透明な在り方フォーラムのメンバーの中には、和の探求者であり和の専門家が大勢います(別紙)。その対談を通じて心の奥にずっと祈ってきたものが甦ればと願ってやみません。 また、第一部においては、「やまとの響き」を表現するアーティストが勢ぞろいします(別紙)。これだけのアーティストによる競演はまたとない貴重な舞台です。彼らが表現するやまとの響きは、私たちの魂の奥底に深い感動とともにいつまでも鳴り響くことでしょう。

 

~願い~

村上和雄先生は「日本人は利他的遺伝子を多く持っている」といいます。今回の「日本(やまと)の響きと祈り」イベントを通して、私たちの中にある響きや祈りを思い起こしながら、和の心をよびもどすきっかけとなることを、切に願っています。

 

さらに、若獅子の会で今回からスタートした経緯会

第1回松原泰道先生に学ぶ「いまをどう生きるのか、帰る時、来た時よりも美しく」

次回第2回は中條先生の「志高く生きる」

 

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