禅の知恵と古典に学ぶ人間学勉強会

先週金曜日は禅の知恵と古典に学ぶ人間学勉強会

イス禅を皆さんと一緒に実習致しまして、その後、『無門関』(むもんかん)、『碧巌録』(へきがんろく)など禅の古典から、現代に生きる私たちにも役立つ禅の話

 

禅では、誰もが持っている心の中に「仏さま」がいると教えています。禅の眼、瞑想の智慧によって、自分のことを深く見つめれば、「この心こそ仏さまである」であるという大真実に気がつくというのです。

坐禅をしたり、瞑想をしたり、神仏に祈ったりすることは、「サムシング・グレート」と親しむための方法といえるでしょう。坐禅によって、誰もが「サムシング・グレート」に親しむことができ、心豊かになれると教えるところが、禅の現代的な意義であろうと思います。

講師の笠倉先生はご自身の心の病をきっかけがあって禅の修行を大学時代から約30年近く行っておられ、途中会計士の資格を取得し監査法人に勤めながら、禅の修行やイス禅の教えも行われて
時間があれば参加させて頂いております。

会社経営についても参考になる事が多く

「目に元気のある会社は業績がいい!」
特に小さい会社であれば尚更!!
それを10年位会計士の仕事を行う上で見えてきたとの事です。 

経営者と社員の健康こそ会社の財産という事で

イス禅瞑想法は心身の健康を増進→経営の力にも!

以前はジョブズを例に

ジョブズが禅を学んでいたのは知っている方も多いと思いますが

もう少し突っ込んで

19歳で日本人の禅僧を心の師と仰ぐその師が知野弘文老師

当時老師はサンフランシスコで活動していたそうです。ジョブズは老師に出家の相談をしたが事業の世界で仕事をしつつもスピリチュアルな世界とつながりを保つ事は可能と諭されアップルを創業します。

 

禅の教えがアップルの理念にもつながるところがあり

アップルの基本理念

「フォーカスとシンプルさ」

シンプルであることは複雑であるより難しい

「足るを知る」の禅の精神

内なる声をその他大勢の雑音にかき消されないようにしなければならない。そして最も大事なのは

自分の内なる心と直感に従う勇気を持つ事

禅の目的とは

己事究明(こじきゅうめい)というのがあります。

瞑想により自己を知るという事で

心の平安、静かな自信、本質を見抜く直感力と!

何故禅を行うと効果が見込めるのか?

人間は意識だけでは生きていない。大部分は無意識の世界で生きている

それを仏教では無意識をアラヤ識と読んでいて、無意識の底にある部分に瞑想によりアクセスするという考え方があり

平常心、創造性と集中力アップ、思いやりの心

の3つを禅により培う事が出来るという考えです。