明日5月24日開催、禅の知恵と古典に学ぶ人間学勉強会

人間学勉強会

明日5月24日の開催になります。

2500年の歴史をもつ禅的瞑想法を誰でもできる「イス禅」としてお伝えします。

禅では、誰もが持っている心の中に「仏さま」がいると教えています。禅の眼、瞑想の智慧によって、自分のことを深く見つめれば、「この心こそ仏さまである」であるという大真実に気がつくというのです。

坐禅をしたり、瞑想をしたり、神仏に祈ったりすることは、「サムシング・グレート」と親しむための方法といえるでしょう。坐禅によって、誰もが「サムシング・グレート」に親しむことができ、心豊かになれると教えるところが、禅の現代的な意義であろうと思います。

講師の笠倉先生はご自身の心の病をきっかけがあって禅の修行を大学時代から約30年近く行っておられ、ご本人自身が元々子供の頃から学んでいたという訳ではなく、大学時代に心の悩みを持ちながら、禅を知って学んで、学校の先生、公認会計士を経て独立され現在は実生活(実務)に即した形で会計的な側面からのアドバイスと心の側面から椅子禅においての心の豊かさ、強さを持って会社経営、仕事に取り組もうということで展開されており禅の修行やイス禅の教えも行われて時間があれば参加させて頂いております。

禅は、2500年前のお釈迦さまの時代から、仏教の大事な瞑想修行の方法として受け継がれてきました。しかし、本格的に坐禅をするには、指導してくれる道場が少ない、初心者にとってかなり足が痛くて苦痛であるなどの問題があります。そこで、この勉強会では、誰でもできる禅的な瞑想法として、イス禅を皆さんと一緒に実習します。という内容で月1回開催しております。

人間学勉強会 人間学勉強会

 禅の知恵と古典に学ぶ人間学勉強会 

 

前回のテーマは平常心

前回は参加者の方々と共にディスカッションを行う中、介護、ITなど実際に大変な現場の中で頑張っている人たちの実例話を聞きながら自分にも当てはまるなぁと。

確かにIT、システムの人達との話の中においてやりがいや幸せを感じて仕事してます!と言い切れる方、昔も今もそう話している方というのは殆ど見たことがなく、常に苦労話、お客さんとの大変なやり取り等々、何故かそういう話が多く。。

それをなぜか?と考えた際

1、やっている仕事が見えない(お客さんから)、だから苦労や大変さもわからない

2、常にパソコンの前が前提、だから体を動かす、場所を変えるなどなどのリフレッシュの機会がほぼ無い

3、特にシステムの場合など間違いが許されないケースだと相当なる重圧感の中で仕事をしなければいけなく、お客さん側からみるとちょっとしたミスに見える事でも膨大な時間や労力が掛かるケースが多い。

などなど

心に悩みがあると当たり前の事が当たり前にできない時がある。心の悩みや煩悩に振り回され、自分を見失わない様にするには?の1つの答えとして瞑想。それが昨今のマインドフルネスにつながっているのではないか?と思われます。

 

会社が大きくなる事と経営者が幸せになる事は必ずしも一致しない

例えば
「死にたい」という経営者。でも業績はOKで周りから成功者と言われている。

何故?となった場合
ITのエンジニアで元々現場が大好き。
進めていくうちにお客さんが多くなり仕事が多くなり人を雇い・・・
そのうち
会社は大きくなりステージが変化していくが
管理が仕事になり、現場に入る事がなく、もともとが技術者タイプでリーダーシップは得意ではない。

そのうち会社の新規事業がいつの間にか役員会で決まり10億必要です。となって自分が借金を背負うと。

向き不向きがあり適材適所があるが、本来はあなたが幸せにならないと意味がない。

何の為に独立したのか・?
間違っているのが経営の価値基準
売上と利益、従業員数、上場
いざそうなった人たちがすごい不幸になっている。

周りの目で価値基準が決まっている。
自分が通貨して求めていない所まで行ってしまい不幸になっている方が多い。

会社を大きくするのは経営者ではなく、、 お客さんであることが多い
いい人なら断らずに頑張って 自分1人では無理だから人を雇う
その繰り返しで
いつの間にか大きくなり

意図せずに会社の規模が決まっている。
それはあるべき像を明確にしていないから意図しない所に突っ込んでしまっている事

あとは稼いだお金をどう使うのか?
お金を稼ぐのはいいとしても
その後を聞くと答えれないケースが多い

という事で自分自身の価値基準を決めないといつの間にか会社は大きくなっても本人が幸せになるかどうかとは別。
なるほどと思わせる内容でした。自分自身もニーズを拾って拾ってお客さんの為にと考えても、いつの間にか抱えすぎて苦しくなっているケースも多くどこに基準を置くかを改めて考えさせられました。

 

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