ワクワクチャレンジ祭2016

ワクワクチャレンジ祭2016

今回で3回目の開催、1回目は演奏者として、2回目はビデオ紹介、今回はお手伝いさんとして参加させて頂きました。
「障がい者、健常者と互いに区別されることのない社会の実現」を目的とし、誰もが当たり前に生きて行ける共生社会を目指して開催しています。

当日のプログラム

ワクワクチャレンジ祭2016

講習会、シンポジウム

ワクワクチャレンジ祭2016

参加団体プロフィール

ワクワクチャレンジ祭2016

展示販売ブース

ワクワクチャレンジ祭2016

新井先生の講演

[videojs mp4="https://runrig-marketing.jp/syanai/araisensei.mp4"]

先日の24時間TVにも出演されていた新井淑則先生

 

ワクワクチャレンジ祭2016

新井先生の講演の中で「熊谷晋一郎」さんの話をされていました。
くまがや・しんいちろう 1977年山口県生まれ。生後間もなく脳性麻痺により手足が不自由となる。小学校から高校まで普通学校へ通い、東京大学に進学。医学部卒業後、小児科医として10年間病院に勤務。現在は障害と社会の関係について研究するとともに、月2回ほど診療現場に出ている。

自立について?その自立についての内容を熊谷さんは依存先を増やすという事とおっしゃられています。

一般的に「自立」の反対語は「依存」だと勘違いされていますが、人間は物であったり人であったり、さまざまなものに依存しないと生きていけない

“障害者”というのは、「依存先が限られてしまっている人たち」のこと。健常者は何にも頼らずに自立していて、障害者はいろいろなものに頼らないと生きていけない人だと勘違いされている。けれども真実は逆で、健常者はさまざまなものに依存できていて、障害者は限られたものにしか依存できていない。依存先を増やして、一つひとつへの依存度を浅くすると、何にも依存してないかのように錯覚できます。“健常者である”というのはまさにそういうこと世の中のほとんどのものが健常者向けにデザインされていて、その便利さに依存していることを忘れているわけです。

実は膨大なものに依存しているのに、「私は何にも依存していない」と感じられる状態こそが、“自立”といわれる状態なのだろうと思います。だから、自立を目指すなら、むしろ依存先を増やさないといけない。障害者の多くは親か施設しか頼るものがなく、依存先が集中している状態です。だから、障害者の自立生活運動は「依存先を親や施設以外に広げる運動」だと言い換えることができると思います。今にして思えば、私の一人暮らし体験は、親からの自立ではなくて、親以外に依存先を開拓するためでしたね。

[videojs mp4="https://runrig-marketing.jp/syanai/songkitazawa.mp4"]

第1回の頃からお世話になっている北澤さん親子での演奏

ワクワクチャレンジ祭2016