グランドワーク三島さんと杉山フルーツさん訪問

本日はグランドワーク三島さんと杉山フルーツさんに訪問してきました。
それを今回コーディネートして頂いたのが我らが同士川村隊長という事で
隊長の上うなぎ丸平さんでランチ!
(社会起業大学時代に結成した地域活性化研究部会というのを共に結成し、1月に立ち上がってから毎月1回MTGから地元貢献についていろいろと語り合いをしております)
という事で、5月11日(土)の三島バル開催前に一度三島の地を見ておこうという事で今回の企画が実現しました。 (隊長は三島バルの主催者でもあります)

上うなぎ丸平

上うなぎ丸平

上うなぎ丸平

上うなぎ丸平

すぐ近くの三嶋大社

三嶋大社

まずはグランドワーク三島さんですが
静岡県三島市の水辺自然環境の再生と改善を目的として、1992年9月に結成された。特徴としては、市民活動に行政・企業のパートナーシップを導入するグラウンドワークという概念を導入したことがあげられる。近年では三島市に限定されない活動も行っている。

今回はNPO法人 グラウンドワーク三島 事務局長の渡辺様にお話をお伺いしました。
「一番のターゲットは人の心」
グラウンドワーク三島の合言葉の一つに「右手にスコップ、左手に缶ビール」というものがある。これは「右手にスコップを持って現場に行き汗を流そう。問題意識を持ったら全力で川に入りゴミを拾おう。そし
て、その意志を共有できる仲間がいれば、終わった後、ともに酒を飲んで夢を語ろう」
という考え方である。水の都の歴史的な価値が完全に消滅しようという非常に切迫した状態に陥ったとき、何とかして再生しよ
うとさまざまな団体が問題意識を持ち、立ち上がった。数々の団体が集結するということは、同時に自己主張やパワーゲームを引き起こすことになる。しかし、最終的には一つの団体ではできないことを皆でやればできるという「新しい目標」、「行動計画」、「ミッション」を、1年半にわたり議論し共有意識をもった。まちづくりの状況を分析すると、八つの市民団体がそれぞれ個別に行っていた事業が全て水に関わるものであり、一緒に行うメリット・デメリットを、具体的・現実的・戦略的に議論して、「将来のためのアクションプラン」を作り上げた。

渡辺氏書籍紹介

共助社会の戦士たち

失敗しないNPO

三島の街周辺の水の都

杉山フルーツ

事業としては、街のフルーツ屋さんから、ギフト用の果物主体への転換を成功されたのですが、今ではフルーツゼリーの人気で休日には1000個作っても午前中に売り切れることも多いようです。
インターネット販売を始めたのも地方のフルーツ屋さんとしては随分と早い1995年。人気が出ても、スーパーなどからの取り扱いの申し出を断り続けたそうです。
それは大量に注文をいただいても作ることが出来ないから。

杉山社長の亡き父の言葉に「人間はいかに世の中に貢献できるか」という言葉がある。常に、自分のような小さな商店街の果物屋に、貢献できる何かがあるのかと?
考えて行動されています。地元の商店街が衰退していく姿を見た時に、まずは、自分達の店が、お客さんに喜んでもらえる店になるには?を考える事が重要だと判断されました。
人と人との信頼関係によって店が成り立つのであれば、自分の損得勘定でモノを考えるのではなく、皆に本当に善い事をしたいという思いからと。そんな「人」杉山清社長を慕って、多くの人達が、毎日渡した相手が喜んでくれた笑顔を想像しながら、商品購入にやってきて、商品を購入された方が御礼の手紙や握手を求めに来られるそうです。

印象的だったのが、不況だ不況だといっても売れてる店はいっぱいある。うちの様に一通りの少ない商店街の1店舗でもできるならみんなチャンスはあるはず!

「価格で奪ったお客は価格で奪われる」

「うちの店は何が自慢なのか」を一言で胸を張って言えなければいけない!

「ハズレ仕事をしてはいけない」⇒何でもかんでも手を出してはいけない。

「うちの商品を見よう見まねで真似しても魂が入っていないからすぐダメになっていくところが多い。モノ作りのキーワードはワザワザ感!手間暇をかけてこそ惹きつける価値が生まれる」愛、プライドが感じられる商品にお客さんがついてくる

という事でした。

杉山フルーツ

杉山フルーツ杉山フルーツ