アクセス解析ノウハウ

アクセス解析ツールは設置しているけど、見方がわからない…。
という方は多いと思います。
訪問者数orPVしか見ない人が多いのですが、
それならアクセスカウンターで充分かなと思います。
見るところ、方法はさまざまですが、基本の基本を記載します。
まず訪問者数の内、何人が問い合わせフォームや注文ページに進んだのかを調べてください。
一般的にコンバージョン率は1%です。扱う商品やサービスによって異なってきますが、
1%いけば良い方だと思ってください。
このコンバージョン率を上げるためには、
問い合わせフォームや資料請求ページへの誘導が必要です。
1,000人がサイトに訪れて50人が目的とするページへ。
そのうちの10人に1人が問い合わせをすれば、1,000人の内5人。
コンバージョン率は0.5%ということになります。
目的ページから問い合わせ・注文する人数の割合が変わらないとしたら、
目的ページへの誘導人数を増やせばいいということになりますよね。
倍の100人が目的ページへ訪れるようになれば、コンバージョン率は1%になります。
どうも目的とするページへの来訪数が少ない…、と思ったら、誘導方法を検討してみてください。
改善を行うことで、売上が倍になることもあります。
そして2つ目。
直帰率を調べます。
直帰率とは、サイトに訪れた人が他のページをどこも見ずに去っていった人の割合です。
あるページだけ直帰率が高いとしたら、そのページに問題があることが多いです。
あるキーワードで訪れたのに、まったく異なる内容が記述されている場合、
求めているものと違うサイトに訪れてしまったと、すぐに去っていかれてしまいます。
載っている情報と、キーワードを一致させることが大切です。
直帰率を調べると共に、検索されているキーワードも調べてみましょう。
効果が期待出来ないキーワードで多く訪れている場合、キーワード自体を変更する必要も出てくるでしょう。
また、思いもよらない良いキーワードが発見出来る場合もあります。
キーワードを調べる場合は、下位の方まで必ずチェックしましょう。
思いもよらない良いキーワードは、下位の方にある場合が多です。
そして、検索されたいキーワードでの来訪が一番多いかどうか。
ここもチェックするのを忘れないようにしてください。
チェックするのは次の3つです。
1.目的ページに訪れた訪問者数の割合
2.各ページの直帰率
3.検索されたキーワード
何よりも重要なのは1番です。上記3つともコンバージョン率に結びつくものですが、
目的ページへの誘導が出来ていなければ、2と3を改善しても効果が薄くなってしまいます。
最低限1番だけでも月に1度でもいいので、割合を出すようにしてみてください。
そこからコンバージョン率も出せます。
※アクセス解析とは
サイトに訪問したユーザーの属性や行動をデータとし、
客観的・定量的に測定する手法のことです。
アクセス解析ツールにより、
ページビュー・訪問者数・訪問時間・検索キーワード・サイト内経路・
再訪率・訪れた検索サイトの割合など、様々なデータをグラフ表示出来ます。