本日は「いい会社」第47回大阪関西勉強会開催致します。

「いい会社」第47回大阪関西勉強会開催致します。

●日時:2014年6月17日(火) 18:30~20:45(開場は18:00です)
●会場:大阪市立総合生涯学習センター(梅田) 5F 第5研修室
〒530-0001 大阪市北区梅田1-2-2-500 大阪駅前第2ビル
●会費:おひとり1,000円(会場費、資料代)
●持参:筆記用具をご持参ください。
※勉強会後、懇親会があります。ご都合があえば、是非お越し下さい。
会場近くで実費精算(だいたい2~3千円程度)です。

前回は

人のために“事業化”する

これを実現するためには、企業内の各部門・社員が人のことを常に考えて仕事をするという意識改革と風土づくりが必要になる。
容易な課題ではないが、それだけに、他社が簡単に真似できるものでもなく、実現するとその優位性には永続性があり、実現のカギは、つきつめると経営者の優れたリーダーシップであり、その基礎には、信念に裏づけられた人びとの共感を呼ぶ経営理念、明確な経営ビジョン、現実妥当性に裏づけられた経営戦略が求められる。その中で人のために事業化するという事が継続して成長していく事だと。

実際企業で働く経営者及び従業員は経営理念についてどのような意識を持って日々の業務を遂行しているのだろうかというのを考えた際
いい会社の見学会で訪問する会社において、経営者は経営理念を従業員に浸透させるために、確固たる経営理念と行動指針を明示しているというのが見られます。

また、明示するだけではなく、従業員とのコミュニケーションを図るなどをして、直接、理念そのものの重要性を伝えている。
(ただし、各会社毎に経営理念を浸透させる方法は企業によって異なり、業績のいい企業と同じような方法をとったからといって成功するわけではないというのも挙げられます)

実際の例としてスワンさんの事例をご紹介致します。
21世紀をつくる 人を幸せにする会社(著者:坂本光司)でも取り上げられた会社です。

全国のトラック台数が204台だった1919年、ヤマト運輸は銀座でトラック4台を保有する自動車輸送専門会社としてスタート。
1971年に社長になった小倉氏は、郵便小包の独占市場に参入し、免許取得をめぐり運輸省(現国土交通省)と激しく激突し「宅急便」を創業。
1993年にヤマト福祉財団を設立、特例子会社として株式会社スワン(海津社長)を立ち上げた。
海津氏は、営業所での所長時代で自分の考えをきちんと部下に伝え、どんな小さな約束も守り部下との信頼を築いていった。海津氏が従業員とのコミュニケーションを深めることによって、当初、ヤマト運輸に対する帰属意識が低かった従業員の意識が改善された

小倉氏と海津氏は、「企業は人のため世のために持続しなければならない」と述べ。
海津氏は、ヤマト運輸時代の経験を通じて、「利益のことよりもまず先にお客様のためになるということを考えなければならない」という小倉氏の掲げる経営理念を理解した。

 

いい会社の紹介はハッピーおがわ様です。

会社名 有限会社ハッピーおがわ
代表者 代表取締役 小川良房
資本金 3,300 万円
社員数 22 人(女11 名,男10 パート1 名を含む)
所在地 広島県呉市阿賀南2 丁目8 番38 号
設立年 1868 年(明治元年)/法人改組 平成2 年(1990 年)
事業等 身体障害者・高齢者用衣料製造・販売
紹介URL http://www.happy-ogawa.com/
経営理念 喜ばれることがハッピー、人のために…。

ちっちゃいけど、世界一に誇りにしたい会社』(ダイヤモンド社、坂本光司著)に掲載

ハッピーおがわ ハッピーおがわ ハッピーおがわ
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レポート:40代女性(会社員)

私が一番感銘を受けたことは、

As long as you are happy, we are happy too!

「あなたの幸せが、私の幸せ」を行動指針にしているということでした。

自社の製品に確信を持っている。自社の製品を愛している。

そして何より使命感で高齢者や障がい者や病気で困っている方のために、試行錯誤を繰り返し、本当にお客様の喜ぶ顔が見たい、相手の幸せを自分の喜びとし、一人一人にあった製品を作り続けている会社が「ハッピーおがわ」様です。

 

レポート:40代女性(経営者)

いろいろとお話を伺う中で共通なのは、社長の“原点を大切にしている点”だと感じました。

介護への想いは、祖父母にしてやれなかったという強い想いからであり、芸術を目指していたという原点からの感性の高さ、過去の実際の成功経験、もともと呉服屋であったというセンスと材質へのこだわり、地元の名士であったという家業への誇り、活躍した先代達を敬う心が30年という継続へ繋がり、

全てが原点から今までに繋がっておられると思います。

 

レポート:20代女性(学生)

小川社長様の熱い想いに触れ、ただただその利他の精神に圧倒されました。こういう考え方の人と働きたいという思いが自然と湧き起こるような不思議な時間でした。

 

見学させて頂いた際にハッピーおがわで取り扱っている商品のご説明を頂きました。