ITとおもてなし

ITとおもてなし

今回は東京IT新聞の牧野豊潤先生の記事から

おもてなしには、目に見える「もの」と、目に見えない「こと」があると。それは五感で満足し、幸せと感動と余韻を持っていただけるよう、相手(他者)を思いやる心がおもてなしといえます。

おもてなしの原点は見返りは求めない、後々になっても気付いて頂けるかどうかもわからない「こと」

仏教には、おもてなしに通じる「周りの人々を幸せな気持ち(心)にさせる「思いやりの心」としての「無財の七施(むざいのしちせ)」という教えがあり

眼施(げんせ)
優しい眼差(まなざ)しで相手を見ることです。温かい心は、眼を通して相手に伝わります。

和顔悦色施(わげんえつじきせ)
和やかで穏やかな顔で接することです。笑顔は相手との距離を近づけます。

言辞施(ごんじせ)
思いやりのある態度と共に優しい言葉(ひとの心を大きく揺さぶります)をかけることです。

身施(しんせ)
評論やただ見ているだけでなく、自分の身体を使って奉仕することです。

心施(しんせ)
人の心は感じることから繋がります。人に心をくばり、共に喜び悲しむことが出来る心です。

床座施(しょうざせ)
席や場所を譲ることです。労わる、優しい気持ちから手を差し伸べる具体的な行為です。

房舎施(ぼうしゃせ)
風や雨露をしのぐ場所を提供したり、傘を差しかけたりする思いやりの行為です。

ピーター・F・ドラッカー曰く事業の目的は「顧客の創造である」

品質も良くすばらしい製品です!と唱えても、眼を向けて手にしてくれる顧客(人)がいなければ意味がないという事で

目に見えないところでいかに利他の精神を持って仕事、コミュニケーションを行うかが重要かもしれません。実際に自分のケースに当てはめてみた場合もwebであればスキルがあるのは当然として、その上で感じる事はいかに伝えやすく、相手の仕事上のエンドユーザーを考えての提案が行えるか、などなかなか、webのスキルの向上だけではないところに相手へのおもいやり、おもてなしの部分があるのではないかと感じます。